下関市長を四期14年も勤めた実績の素晴らしさ

江島きよし氏は、下関市長を四期14年も勤めた市政になれた方のようです。
四期も当選できたのですから、それなりに成果を上げてきたのかも知れません。
氏のウェイブサイトで、その成果を見てみましょう。
一つ目の成果、海響館・唐戸市場・カモンワーフ・巌流島を県内屈指の観光拠点にしたそうです。
「海響館」は市立の水族館、「カモンワーフ」というのは、シーフードモールです。
両者は目の鼻の先です。
これは水族館で思う存分楽しんだ後、美味しくお魚を頂けます。
なんとも気の利いた立地です。
更に、「唐戸市場」という主に魚介類を扱った市場があるのですが、そことも近いです。
巌流島にも、数キロメートルといったところでしょうか。
既に存在するそれぞれの観光地を、立地が近いというメリットに眼を向けて、上手に活かしたのかもしれません。
詳細は分かりませんが、しかし、そうだとすると着眼点が違いますね。
二つ目は、IWCの年次会合下関会議の誘致、
三つ目は、「下関海峡マラソン」「ツール・ド・しものせき」を国内有数の大会にしたそうです。
しかし、なんと言ってもインパクトがあるのは、最後の「1市4町合併により県内唯一の30万人中核市を実現」です。
詳細は分かりませんが、文言通り受け止めれば、大変難しい処理をしたように思えます。
5つの市町の合併ですから、互いのシステムを合わせるのは一苦労したのではないでしょうか。
技術的な事柄だけではなく、人事や考え方もあります。
誰かが割りを食わなければならないのです。
受け入れがたい妥協も必要でしょう。
これを纏め上げるのは、パワーで押し切るか、穏便に済ませるか、いずれにして手腕が問われる作業でしょう。
それを実行できたのです。
氏は素晴らしい市政の人と言えるでしょう。